避難所には様々な年齢や性別、価値観を持った人たちが集まります。避難生活は支えあいが大切です。日ごろから多様性を認め合いましょう。
高齢者、妊婦、子ども、身体や知能や心に障がいを持った方などは、災害時に避難が難しい場合があります。円滑な避難をするために、避難支援者をあらかじめ決めておきましょう。そして日ごろから、避難支援者と災害時や避難について話し合いましょう。
ヘルプマークなどのシンボルマークを日ごろから携帯し、もしものときに備えましょう。
本市では、学習記事のページを解説した音声データを公表しています。(https://www.city.gifu.lg.jp/kurashi/bousai/1001378/index.html)
生理用品や化粧水やメイク落としなど、災害時に入手困難になる可能性があります。あらかじめ自分にあったものを備えておきましょう。
露出が少なく、歩きやすい服装を心がけましょう。両手が空くリュックサックなどは災害時に便利です。
乳幼児用液体ミルクは、長期保存容器に密閉されています。災害時お湯が入手できない時に溶かさなくても良いので便利です。備蓄品にしたり、定期的に味に慣れさせておくことも大切です。
子どもたちのアレルギーは親や、周囲の大人で管理しましょう。アレルギーのお薬なども避難時に準備しておくことも重要です。
赤ちゃんのお出かけ用バッグは、災害時に活躍します。使った分はすぐに補充し、持出しやすい場所に置いておきましょう。災害時の子どものストレス対策として、好きなおやつなどを補充するのも良いでしょう。
ホルモン剤などのお薬は災害時にすぐには手に入りません。日ごろから少し多めに持ち歩くよう心がけましょう。
自分や、同性のパートナーの安否は親族が優先され、互いに知らされません。迅速に安否確認などが行えるよう、パートナーの名前や連絡先、自署を控えておくようにしましょう。
周りに紹介しにくい場合は、「無二の親友」と伝え、もしもの時に連絡してもらうようにすることも大切です。
日本は、世界有数の災害国です。世界的には、地震や風水害が全く発生しない国も多くあります。そうした国の人々にとっては、様々な災害に対応することが困難です。まずは自分の住む場所の災害のリスクや、避難するところを調べておきましょう。
言語や文化や宗教が違う人々が、災害時に避難所で共同生活をすることは、周りからの理解や、協力、関わり合いが無ければできません。地域と積極的に関わり、繋がりをもって生活をしましょう。
●ハザードマップを見る
( View hazard map )
●災害情報を入手する
( Get disaster information )
●避難生活の準備
( Preparing for refuge life )
●(避難所)逃げる場所を探す
( Find a shelter)
●危険から離れる
( Stay away from danger )
●避難する
( To evacuate )
災害時に備え、日本語が難しいと感じる方々は、以下のサイトやアプリを活用し、日ごろから災害や防災についての情報を積極的に入手しましょう。
●岐阜市総合防災安心読本
→災害時用の外国語指さし会話集
①岐阜市総合防災安心読本アプリ
ハザードマップ地図を英語で表示しています。
②Safety tips
観光庁監修の外国人旅行者向け災害時情報提供アプリです。
https://www.rcsc.co.jp/safety-tips-en
提供元:アールシーソリューション株式会社
③VoiceTra(ボイストラ)
多言語音声翻訳アプリ 翻訳できる言語は31言語(音声入力は19言語)
https://voicetra.nict.go.jp/
提供元:国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
災害時は不安定な心理状態やストレスなどから通常時と比較して犯罪発生率が3倍になるといわれています。中でも、女性や子どもが被害に遭いやすい傾向にあります。自宅での居住が継続できる状況であれば在宅避難をしましょう。在宅避難、避難所どちらの場合も防犯対策はしっかり行いましょう。
物資の受け取りやトイレ、シャワーなど、どこかに行くときは必ず家族や友達、近所の人と行動しましょう。また、トイレやシャワーを使う前は必ず周りを見渡して不審な人がいないか確認しましょう。
災害時は停電していることが多いため、夜道を一人で歩くことはとても危険です。また、避難所で夜にトイレに行く際は必ず安心できる人に付き添ってもらいましょう。
在宅避難でも、詐欺や窃盗、空き巣、性犯罪などの犯罪行為が発生することがあります。停電などでオートロックが壊れることもあります。災害時は普段以上に防犯意識をもちましょう。
在宅避難中にライフライン機関や保険会社を名乗った詐欺や悪徳商法、性犯罪が発生することがあります。訪問者が来てもすぐには扉を開けずに、身分を確認したり、その場で判断せず、家族がいるときに対応するようにしましょう。
災害時、部屋のガラスが割れてしまったり、ドアが歪み、閉まらなくなったりします。外出時には、いつも以上の戸締りと併せて、洗濯物を干しておいたり、明かりを点けておくなど、在宅であるようなアピールをしましょう。